買うつもり

残業後、淀屋橋の小さい書店で暮しの手帖を立ち見していました。蕗が食べたいなあ、なんて。そうしたら背後からけたたましい笑い声が。見てみると男が一人で雑誌「MORE」を見ながら笑っている。MOREを見て笑っているのではなかった。そのへんの雑誌を手当たり次第に開いて笑っていました。怖くなってそそくさと帰りました。何者だったのでしょう。しょぼくれた表情の人も陰気くさくてイヤだし、怒った風の人もイヤだけど、一人笑っている人もなんだかイヤです。